友達ゼロなもんだから、1人でせっせと、お気に入りのお店探しを、頑張っているわけ。
この前、カツ丼食べた食堂に、また行ってみたのね。今度は唐揚げ定食にしようって決めてて。
夕方6時ぐらいに行ったら、お客さん誰もいなくて、座敷で大将が寝てて(笑)
ワタクシが入店する音で、大将、飛び起きた(笑)
そして大将が、
「あれ?この前来てくれた方やね?この前は、なに食べてくれた?カツ丼?今日は何にする?何でも出来るよ?」
そう言いながら、冷たいお茶と、熱いおしぼりを持ってきてくれた。
「今日は、唐揚げ定食をお願いします」
「はいよー😀」
厨房へ消える大将。奥さんは今日はいない。
天井付近に置かれているテレビを見上げるようにしてぼんやりと眺めながら、
唐揚げ定食が来るのを待つ。
「はい!おまちどうさまー。唐揚げ定食ですー。これな、自分で漬けとるんやでー。前の晩に漬けといてな、次の日、少し揚げてから、冷凍するんや。注文入ったら、チンして揚げるんや。ロスなし!!!」
「ありがとうございます😅いただきます😅」
ものすごく、お話好きの大将(笑)
黒い四角いトレーには、ご飯、味噌汁、きゅうりのぬか漬け、そしてメインの唐揚げのお皿には、ドレッシングのかかった千切りキャベツ、細長くスライスされたきゅうり、くし切りレモン、小ぶりの唐揚げ5~6個、スパゲッティサラダ。
そこへ、大将の奥さんがご出勤。「また来ました😀」って言ったら、
ニコッと微笑んで、「ありがとうございます」って、丁寧にお辞儀してくれた。
60代70代ぐらいの女性って、全員が全員、お辞儀がものすごく丁寧でキレイなんだけど、
学校かどっかで、強制的に叩き込まれてきたのかな。
そんな事を考えつつ、唐揚げをいただく。「美味し・・・」
めっちゃ美味しい。
唐揚げ、大好きだから、いろんなとこの唐揚げ、食べてみるんだけど、どこも今一つだったんだよね。
ところが、ここの食堂の唐揚げ、スパイスさと味付け、味の濃さ、めっちゃいい!!
2回目注文、大有り!!!
「この唐揚げ、めちゃくちゃ美味しいです!」
「そうやろー、ガハハー」気分が良くなったのか、大将、焼酎の水割りを飲みだす。
「私は酒が大好きでねー(笑)この店やっとるのも、こうやって酒が飲めるからなんやー、ガハハー(笑)」
どうりで・・・ワタクシがこのお店に入ってきた時、大将、飛び起きたけど、
『えらい真っ赤な顔してるな~・・・』って、思ったんだよ。もう既に飲んでて、寝てたんだね。
ごめんね、起こしちゃって。ゆっくり寝てたかったでしょうに。
だけどね、また抜き打ちで起こしに来るからねーーー
だって、友達ゼロなんですものーーーーオホホホホーーーーー
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