毎年、新年のご挨拶メールを送ってくれる人がいる。
旦那側の親戚にあたるご夫婦。人生の大先輩。
私と子供たちの事を、今でも気にかけてくださっている。
早いもので、もう15年・・・
小学校低学年だった子供たちも、すっかり成人して働きに出るようになった。
離婚当初は、子供を育てるのに必死だった。子供最優先だった。
養育費はなかった。
離婚するとき、旦那との話し合いで、一応言ってはみた。お願いしてみた。
「そんな義理はないから。」と断られた。
言いたいことは・・・言い返したい事は、山ほどあったけど、こらえた。
そんな元旦那の親戚の人(当時たぶん50代ぐらいの、関東住みのご夫婦)が、
離婚時、元旦那に対し、私の代わりに激怒してくれ、
それからずっと、私と子供たちの事を、助けてくれた。
ご夫婦の子供さんの服のおさがりを、しょっちゅう宅配便で送ってくれた。
関東の有名なお菓子なんかも一緒に。
おさがりの洋服の中に、よく入っていたのが、この「鳩サブレー」
節約のため、蛍光灯を一つだけ点けて生活していた薄暗い1Kアパート。当時、家賃6万4千円。
シングルの布団を、横にして3人で使って寝ていた。当然、全員、足が、敷き布団から出ている。
極貧生活。
「サブレじゃなくて、「サブレー」なんやな~😄😄😄」
なんて、キャッキャ言いながら、母子3人で、いただいた思い出のお菓子。
本当ありがたかった。服もお菓子も、買ってやれない生活だったから。
経済的余裕がまったく無くって、毎回いただいてばっかり、お返しも出来ない状態だった。
なのに毎年、お正月になると、
「元気?おチビちゃん達も元気してる?あまり無理するとダメだよ?なんか出来る事あったら言ってね。それじゃあまたね。」
こうやって毎年必ず、連絡をくださる。
元旦那は、今、どこに住んでるのか、わからない。
ご夫婦は、たぶん知ってるんだと思う。
子供たちの状況を、元旦那に伝えてるのかな。どうなんだろ。
どうでもいいかな。元気で暮らしてればいいな。
昨日いただいたメールで、久々にお会いする事になった。
時期は、未定なんだけど、関西まで来てくださるそう。
『何を話そう・・・』なんか気恥ずかしい感じ・・・まだいつになるかも決まってないのに。
まぁ、会えば、飲んで酔っ払って、思い出話に花が咲く・・・のかな・・・
本来なら、私の方から、ご夫婦のもとへ御礼を申し上げに行くべきなのにね。
来てくださった時、目いっぱい感謝の気持ちをこめて、
一生懸命おもてなしをする事にしよう。
お~🤌、も~ 🤌 、て~ 🤌 、な~ 🤌 、し~ 🤌 。
おもてなし~🙏
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