アラフィフ女の「ひとり焼肉」

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目玉焼き 食べ物

ずっと咳が止まらない。


さかのぼる事、1か月半前。
そう、4月25日(火)の朝に頭痛がして、
そっからもうずっと風邪ぎみ。


風邪なんて、めったにひかないんだけど。


車を運転中、窓を開けたりすると、ノドがおかしい。
ここ最近、外の空気が、粉っぽく感じる。


黄砂?
PM2.5?



とりあえず、免疫力アップのため、
ちゃんと食べなきゃ。



『そうだ!ニンニクたっぷりきかせた焼肉を食べに行こう!』


てなわけで、50代にして人生初の、
「ひとり焼肉」に行ってきました✨


店内に入ると、お店のおばさんが他のお客さんの注文を取ってる最中だった。
勝手に席についていいものか、どうか、
取りあえず、おばさんが接客し終わるまで、待とう。

(おばさん、おばさんて、自分も思いっきり「おばさん」なんだけどね(笑))


このタイミングで、厨房からおじさんが「いらっしゃいませー」


注文取り終わったおばさんが、ギロッと、こちらを向いたので、
『1人です。』のジェスチャーをすると、

「どうぞー」と、無表情のまま、席のほうに手のひらを向けた。


4人掛けのテーブル席に座ると、先ほどのおばさんが
お冷とおしぼりを持ってきてくれた。


「ありがとうございます。塩タンと・・・」


「イチですか?!」


『うわっ、なんかイラついてる・・・
いきなり注文したからか?
おばさんVSおばさん!?』



「はい、イチ人前でお願いします。それと、中落ちゲタカル・」
「あ、無いです!」


『言い終わらないうちに、無い言われた(^^;)
志村けんのコントみたいやな(^^;)』



「では・・・
ハラミって・・・
脂少ないですか?」


「ハイ、脂少ないです。」


「では、ハラミを1人前と、あと、ライス大盛り1つ、お願いします。」


「ハイ、お待ちください。」
お! イライラはおさまったような、声色。
良かった(ホッ)
穏やかな口調、丁寧な言葉遣いに徹したからかな。



そんなことを考えつつ、スマホをさわっていると、
せかせかと、おばさんがやってきて、
無言でテーブルの中央のフタを取ってから、
ガスのスイッチを、せわしなく回し、着火。

「ありがとうございます。」


シャカシャカと、無言で去っていくおばさん。



しばらくすると、
「塩タン」「ハラミ」「ライス大」を持ってきてくれた。
焼肉のタレが入った小皿、レモン汁が入った小皿も。


にんにくは・・・
ううう、残念・・・
テーブルにも無かった。


今日は、にんにく狙いで来たのだけれど・・・
まぁいいか。


まずは、塩タンを、焼き網へ乗せる。
ジューーーーーー。


( *´艸`)


なんか。。。
1人だけど、、、



めっちゃ楽しい( ´艸`)♪♪



ひとりだから、真顔ではあるけど、


内心、めっちゃテンションあがってる(笑)⤴️⤴️⤴️


いや、真顔と思っているのは、自分だけで、
実は、めちゃくちゃニヤついているのかもしれない。



大盛り白ご飯を、大きな口をあけて放り込むと、
ホカホカで柔らかめに炊きあがったご飯に、
幸せを感じた。


『今さっきの大口あけた顔、厨房のおじさんに見られなかったかな・・・』


おっと、塩タンは薄いから火の通りが早いんだった。
慌てて肉をひっくり返す。
焼肉って、こんな楽しかったっけ。


そうだ。今まで、貧乏すぎて焼肉とは無縁だった。

たまに奮発して、焼肉した時は、
『子供たちにまず食べさせないと』って気持ちが強くて、
焼くことに集中してた。


子供たちがそろそろ満腹になったころ、
ようやく自分のぶんをチャチャッと焼いて、味わう事なく食事を済ませ、
すぐさま後片付け・・・


嵐のようだったなぁ。



こんな風に、自分だけのために焼く、
じっくり、肉と向き合うから、
楽しいのか。


この音。
良い香り。
美味しそうな焼け具合。



焼けた塩タンを、レモンダレにつけて、食べてみる。



「美味しっ!!」 

めっちゃ幸せ。




塩タン8枚、全部焼けてきたので、
今度は、ハラミをぜんぶ網に乗せる。


ザバーっと乗せて、一気に焼く。
かなり大雑把( ´艸`)




「お肉、1枚ずつ焼いて、食べて、焼いて、食べて」
って出来たら、お上品で育ちが良いって見られるのかな。
ごめんよ、厨房のおじさん。


ハラミも美味しい♪



一気に焼いて、一気に食べて、
あっという間に店をあとにした。


たぶん、30分もかからなかったんじゃないかな。
先に来てたお客さんよりも、早く帰る。
ひとりだと、こんなもんだわね。
しゃべらへんから(笑)



めっちゃ楽しかったし、美味しかった。
また、来よう。


今度は、レバーも頼んでみよう。
レバー、そんなに好きではないけど、貧血対策として。


またすぐに、このお店に来るのは、恥ずかしいので、
次回、ひとり焼肉は、「牛角」とか、
「焼肉きんぐ」にしてみようかな。



ここ最近、体調不良だし、仕事でも停滞してたから、
ふさぎこみっぱなしだったけど、
「ひとり焼肉」っていう楽しみが出来たよ。
趣味にしようかな(笑)


もし今、50代で、ひとりぼっちで、
人生、なんの楽しみもないって思ってる方、
ぜひ、焼肉してみてください。


お店の駐車場で車から降りるとき、少し勇気がいります。
お店のドアを開けるときも、もう少しだけ、勇気が必要です。


着席して注文してしまえばもう、こっちのもの(笑)

そっからは、誰に気を使うこともなく、
自分のペースで、焼肉を楽しむことが出来ます!!



YouTubeでも、「女 ひとり 焼肉」で検索すると、
たくさんの動画が出てくるので、
まずは、それを観てイメトレしてみるのも良いかも。


それでは、今日はこのへんで。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

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